加齢黄斑変性症に関する医療情報の記事を見つけましたので、ご紹介します。
加齢黄斑変性症とは、黄斑が、加齢に伴って変形した目の病気で、高齢化で、加齢黄斑変性症の患者は増加しています。
加齢黄斑変性症(2008/9/19、読売新聞)
加齢黄斑変性症には、黄斑部が徐々に委縮する「委縮型」と、黄斑部に新たにできた血管(新生血管)が異常に増殖し、湾曲・変形する「滲出(しんしゅつ)型」がある。委縮型の病気の進行は緩やかだが、滲出型は発症後、数か月~2年で視野中心の視力が急速に悪化し、最悪の場合は失明に至る。滲出型の新患患者は年間5万人以上と推定されている。
早期に治療することが必要で、病変部に弱いレーザー光を当て、新生血管の増殖を抑える「光線力学療法」が主流だ。ただ、効果は限られ、周囲の正常組織も破壊してしまう難点もある。
加齢黄斑変性症は、発症後、視力が急速に悪化し、最悪の場合は失明になる恐れがあります。
そのため、早期に治療することが必要です。
しかし、現在主流の治療法では、効果は限られており、周囲の組織も破壊してしまう恐れもあるようです。
今回の記事では、その難点を克服するといわれている治療法があるそうです。
この難点を克服すると期待されるのが、今年7月に認可(10月発売予定)された滲出型の加齢黄斑変性症治療薬「マクジェン」だ。眼球内に薬を少量注射し、血管新生を促進する「血管内皮細胞増殖因子(VEGF)」のうち、悪玉の「VEGF165」のみを抑える働きがある。
大阪大など国内14施設が実施した臨床試験で、患者95人に対し6週間に1回ずつ、1年間薬を注射したところ、4割以上の患者で視力改善か、現状維持が確認できた。注射に伴う眼内炎などは起きたが、症状は一時的で、重大な副作用はみられなかった。
光線力学療法では2泊3日の入院が必要なのに対し、マクジェンは注射1本で済み、通院で治療できる。来月以降、加齢黄斑変性症を専門とする全国の主な眼科で治療を受けられる。
薬価は1回分約12万円で、検査料や技術料は別途必要。保険適用される。
記事によると、この治療法は、抗体医薬に比べ、効果は低いものの、安全性は高いので、両者をうまく使い分けていく必要があるとのことでした。
加齢黄斑変性症のよい治療法が見つかるといいですね。
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